世の中にはたくさんの副業が存在しますが、中でも高単価で案件豊富な「プログラミング副業」が流行しています。
副業として始めるには敷居も低く、元よりシステムエンジニアを本業としているエンジニアや、仕事の業務内でプログラミングを覚えたサラリーマンの人達でも手を出しやすいというのが流行の理由ですね。
これから副業を考える方の中には、せっかくプログラミングができるんだから、そのスキルをもっと有効に活用したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
でも、本当にそんな簡単にできるの?
今からやっても遅くない?
当記事はこんな風に、プログラミングの副業を考えているけど、実際どうなの?といった質問に本音で答えていきます。
プログラミング副業のメリット3つ
当記事の答え合わせからします。私がプログラミング副業をおすすめする理由は、以下のメリットがあるからです。
順番に解説していきます。
他の副業に比べて稼ぎやすい
まず1つはこれに尽きます。
そもそも副業をしても「稼げない」のであれば、スキルアップなどのメリットがあったとしてもやるべきではありません。何故ならそれらは本を読んだり、スクールに通うことで得られるものだからです。
そういった意味でもプログラミング副業というのは需要が落ちず、また昨今のIT技術者不足により供給側は少ないので案件を取りやすく、収入化しやすい分野になります。
プログラミングというのは決して難しくないのですが、実際にプログラミングが出来る人の割合は副業市場の中でもやはり少ない割合です。
それじゃ、「案件ってどうやって探すの?」という話になりますが、それについては後述の「私がやっている方法はクラウドソーシング」でご説明します。
自身のスキルアップに繋がる
日頃みなさんがやっているプログラミングはどういったものでしょうか。
私なんかは業務系ばかりで、そのほとんどがExcel VBAやVB.NET、C#によるオンプレミスのフォームアプリケーションがメインでした。
プログラミングの依頼案件は様々な種類があります。もちろん中には難しいものもありますが、そのほとんどはプログラミングをかじっている人なら少し調べればできるような難しくないものばかりです。
こういう機会に今まで携わってこなかった案件を経てスキルアップする事で、自身の可能な案件の幅が広がっていきます。この繰り返しがプログラミング副業にとって良い循環になってくるので、将来性を鑑みても良い選択だと思います。
因みに私が案件をやっていて新しく習得したスキルの例は、
・GAS(Google Apps Script)
・Python
・Adalo
などなど、GASやPythonは自動実行型のツール開発でよく案件を頂きました。中にはスマホアプリを短期間で開発するといった案件にもチャレンジした結果、Adaloというノーコードツールを使って開発したことも・・・(この頃プログラマーとしてのプライドを捨てました)
知識や情報が得られる
ここで言う知識や情報というのは、先述したスキルアップとは少し違います。
確かにスキルアップに伴う「新しい技術や方法」を、知識や情報と言うこともできますが、私がここで言いたい知識や情報というのはそういった過程の話ではなく、結果の話です。
例えば何かしらの案件に携わった。そしてその中には今まで知らなかった”ネットビジネスの片鱗”のようなものが見えるようなものもあります。
正直これは思わぬ副産物でしたが、考えてみると当たり前の話で、プログラミング案件というのは少なからず何かしらのビジネスに繋がっています。
例えばそれはネットショップで利益を出す仕組みだったり、SNSアフィリエイトの効率的な運用だったり、普通に生活していたら絶対に知り得なかったような知識や情報のインプットがたくさんあります。
もし今この記事を見ているあなたが、プログラミング副業を含めたネットビジネスの一歩を踏み出そうとしているのなら、躊躇わず踏み出してください。
その先にあるのは、想像しているよりもっと大きなメリットを秘めているかもしれません。
私がやっている方法はクラウドソーシング
それではプログラミング副業やっていきましょう。と言っても、具体的にどういうアクションをとれば良いのか分からないという方もいらっしゃると思います。
ここでは私も利用している「クラウドソーシング」という方法で、実際にプログラミング副業で案件を掴むまでの流れをご説明します。
クラウドソーシングとは?
まずクラウドソーシングについてですが、ずばり、Web上で行う業務委託の事を言います。
私が子供の頃、母は簡単なアクセサリーを手作りするのが得意で、近所のママ友に「こんなデザインのブレスレットを作ってもらえないか?」などの注文を受けては、家事の合間を縫ってアクセサリーを作っていました。
その活動の場がご近所ではなく、”Web”になったこの形態こそがクラウドソーシングです。
クラウドソーシングサイトの例
クラウドソーシングによる案件は、「クラウドソーシングサイト」から探しましょう。ここでは実際に私も利用しているプログラミング副業に適したクラウドソーシングサイトを3つ紹介します。
1.CrowdWorks(クラウドワークス)
まず私が最も多く案件を頂いたクラウドソーシングサイト、CrowdWorks(クラウドワークス)さんです。
こちらのサイトは比較的スモール〜ミドル規模のプログラミング案件が豊富で、Excel VBAやGASといった簡単なツール開発案件で経験を積みたい方におすすめです。
開発規模が小さいことが多いので案件単価も低めですが、数をこなしているとリピートしてくれる方もいらっしゃいます。
リピート案件は単価が通常より高く、またリピートということで進め方や開発の内容が分かっているので対応しやすいため、最初のうちは低単価でも案件をこなして実績を作り、徐々にリピートを増やしていくことを目標にしましょう。
2.Lancers(ランサーズ)
こちらは先程紹介したCrowdWorksより大きいミドル〜案件が多いLancers(ランサーズ)さん。
プログラミング案件が豊富なのはもちろんですが、案件の規模が大きく単価も高いため、副業に割く時間が多くある社会人の方やフリーランスの方におすすめです。
私は副業に割く時間が少なく、なかなか大きなプログラム案件に応募することも最初は少なかったのですが、徐々に時間のとれる時はこちらのLancersで大体1ヶ月前後の開発工数になりそうな案件をこなしていました。
ちなみに規模の大きいプログラミング案件の方が上流工程を担う機会が多いので、スキルアップには繋がりやすく良い経験になりました。
3.Bizseek(ビズシーク)
小さい案件から大きな案件まで幅広くフォローされてるのがBizseek(ビズシーク)さん。
クラウドソーシングという副業形態にまだ馴染まないという方が、まずその流れを知るのに「データ入力」や「商品レビュー」等のいわゆる軽作業と呼ばれる募集も多く、いきなりプログラミング副業をやるには敷居が高いと感じている初心者の方におすすめです。
プログラミング副業に向いていないというわけでは全くなく、軽作業で実績を積みやすいのは案件を取る上では大きなメリットです。
発注者側も、やはり信頼できる方に任せたいというのが心理としてはありますので、その信頼できる人がどうかを見極める材料の一つに「実績があるかどうか」というのが大きく関わります。
普段からシステム開発をバリバリしているサラリーマンの方は、最初からプログラミング案件でも全く問題はないと思いますが、そうは言ってもクラウドソーシングというこの形態に馴染めないと挫折してしまいがちです。
どれにでも言えることですが、継続は力なりです。まず簡単な作業からこのクラウドソーシングという形態を理解し、慣れてきたら満を持してプログラミング案件を取りに行く!というスタンスは、継続する上で最もやりやすい方法だと思います。
プログラミングは難しくありません
ここまで読んで頂いて、プログラミングに対してどんなふうに考えているでしょうか。こう考えている人はいませんか?
プログラミングはやっぱり難しいな・・・
しかし断言します。プログラミングは難しくありません。ソースは私です。
情報系の大学を出たものの、if文とfor文くらいしか書けないド素人の私が、社会人になってから半年かけてExcel VBAツールの基本的なものが作れるくらいになりました。
これはほぼ独学です。今の時代ネットもありますから、とにかく完成形を決めてそれに必要な事を調べまくりました。
ある程度のプログラムが書けるようになれば、あとは少しずつ開発の経験を積みながらスキルの幅を広げていくだけです。理解する事は難しくありません。偏差値40の高校出身の私が保証します。
とは言え、当時の私は大学卒業後の23歳。プログラミング副業を始めたのが28歳と、5年の歳月がかかりました。
独学で進めたプログラミングだった事と、もちろん本業の仕事を疎かにすることもできなかったので、少しずつ時間をかけた結果、想像以上に時間が掛かってしまった事は唯一の後悔です。
そんな私の当時の環境とは裏腹に、今の時代は小学校でのプログラミングが必修化になった事もありプログラミング学習をする機会が格段に増えています。
もし大学卒業後のあの頃に、今みたいなプログラミングを学習する機会が作れていれば・・・
今さら後悔しても遅いですが、もしこの記事をご覧の方がもっとプログラミングを効率的に学習したい!とお考えでしたら、プログラミングスクールなどを検討されるのも一案だと思います。
まとめ
AIの発達で、今後プログラムのコーディングすら自動化されると噂されています。
確かにある程度はAIでコーディングできる時代になる可能性はありますが、最後は必ず人の手で調整することになります。
つまり、プログラミングの需要は今後も伸びていきます。スキルとして持つことはもちろん、副業もこなすことで必ず今後の人生のプラスになると私は思います。
みなさんもぜひ、プログラミングを通じて豊かな副業ライフを送ってもらえればと願いつつ、当サイトがその一助になれば幸いです。